今日の営業で、お客様と“市販のカラー”を使ってカラーした、という話をしました。
やや髪のダメージがあったので、市販カラーと美容室でやるカラーの違いを話したところ
結構驚いていらっしゃったので、何が違うのかを簡単に書いておこうと思います。
これを読んでる方の中にも、自分でカラーしたり美容室でカラーしたり、交互にやったりしている方もいるかと思います。
それぞれの特徴を理解していただけると、カラーの参考になるかと思います。
▼目次
1.美容室でやるカラーと市販カラー剤でのホームカラー
では、それぞれのメリットを見てみましょう
美容室でやるカラーのメリット
- キレイに仕上がる
- その人に合ったカラーを提案してくれる
- 髪の状態を考慮して、薬・塗り方を分けれる
- 流行りのカラーができる
- 自分ではできないカラー(ハイライト&ローライト、グラデーションカラーなど)ができる
- カラー&シャンプーする手間がかからない
- カラーの持ちが良い
- 頭皮を保護したり、頭皮につかないギリギリで塗ったりと、負担を軽減できる
市販カラーでやるメリット
- 早くできる
- お金があまりかからない
- 好きな時に手軽にできる
2.それぞれのカラー剤の違い
それぞれのメリットを書きましたが、プロ用カラー剤と市販カラー剤の違いを比べると、やはり大きな違いがあります。
美容室で使うカラー剤
- 色の種類が豊富。薬剤を混ぜることで好きな色を作れ、できる色の可能性が広がる
⇒希望の色に仕上げれる - 薬剤を変えることで染めるパワーを調整できる
⇒髪質・ダメージ具合・染まりづらい部分などを考慮して使える(その人の状態にあった薬剤選定)
市販されているカラー剤
- 色の種類はあまり多くなく、色味も薄いものが多い
⇒できる色が限られる - 誰でも染めれるようにできている分、薬のパワーが強い
⇒薬剤の強さはほぼ一定なので、ダメージしている箇所に塗った場合、大きな負担になる
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
美容室でやるカラーは、やはりプロなりに色々と考えて薬を扱ったり、塗り分けたりしています。
その対価としてお金を頂いています。
個人の見解としては
こだわりがなければ、市販のカラーで自分で染めてもいいんじゃないかなーと思ってます。決しておススメしているわけではありませんよ。美容室でのカラーの方がクオリティ高いというのは言うまでもありません。
なぜかって、人それぞれ環境や使えるお金も違うので、そこにかけるお金や時間を抑えたいという人もいると思うからです。
髪のダメージが少ない人やベリーショートの人なら問題ないと思いますので、市販のカラーもやはりあると便利ですよね。
ただ、毎回市販のカラーで全体を染めているというのはよくないですよね。
ダメージがどんどん進行していきます。
ダメージは気にしない!という人以外は、毎回市販のもので染めるのは辞めた方がいいと思います。
全体の色を変えたいという以外は、根元だけ染める(リタッチ)が賢明かと。
泡カラーは、全体の色を染めるには手軽でムラも少ないと聞くのでいいと思いますが
リタッチができないというのが難点ですね。
こういう情報を知ってもらった上で、選んでもらえるよう努力しなければいけないのが美容師(プロ)
日々精進!
というのを自分に発破を掛ける意味で、最後に書かせていただきました。笑
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