「伝え方が9割」という本が、2013年ビジネス書ランキング1位(※紀伊國屋書店新宿本店調べ)となった
佐々木圭一さんの講演を先日聞けました。
目次
コトバの力はとても偉大。
同じことを伝えるのでも、佐々木さんが考える伝え方(考え方)で、
相手に伝わりやすくなるし、捉え方も変わりますよ!というのが大きいテーマでした。
たとえば
意中の人をデートに誘う時に
「デートに行ってくれませんか?」
とストレートに誘うのも、純粋な気持ちが伝わって悪くはないですが、相手に気持ちがない場合断られてしまう可能性は高いですよね。
それを
「すごく美味しいパスタの店があるんだけど、一緒に行かない?」
と、誘い方を変えてみると、そんなに気持ちがない場合でも、
(えー、そんなに美味しい所あるなら行ってみようかな・・・)
となる可能性が高まりそうですね!
たとえば
家事をあまり手伝ってくれない旦那さんやお子さんに、少しでも手伝ってほしい時・・・
ストレートに
「ごみ出ししてきてくれない?」
と言ってみた場合
「俺も忙しいんだよ」
と面倒がられて、断られてしまうかもしれません。
それを
「ちょっと手伝ってほしんだけど、ごみ出しかお風呂掃除どっちがいい?」
と言ってみると、手伝ってくれる可能性が上がりそうですね!
大切なのは
自分の頭の中の考えを、そのままコトバにしないで
相手の頭の中を想像して考えること。
どう言われたら嬉しいのか
どう言われたら聞いてもらえるのか
家族・友人・恋人・職場の人・クライアント・・・。
人は自分の周りにそういってことを考えて相手に伝えてみると、円滑に関係が進むかもしれません。
「伝え方が9割」佐々木圭一著