「ありがとう」
美容師という職業柄ということもあり、日頃最も使ったり聞くコトバなのかもしれない。
美容師という仕事は多くの場合
「ありがとう」
と言っていただいた上に、お金もいただく言わば特異な仕事の一つ。
言われ慣れるということは無く、常にそのコトバを貰うことで
元気になり、嬉しく思い、時に感激する。
当たり前を当たり前と思わず、持っておかなければいけない意識。
そんな 「ありがとう」 をめぐって少し考えさせられる事があった。
昨日の帰り道にコンビニに寄った時の話
おでんでも食うか、と思い近所のセ○ンイレ○ンに。
レジに並んでいると、カートを押してコンビニに入ろうとするおばあさんが見える。
しかし、カートが邪魔で入りにくそう。
とっさに仕事のクセというか、勝手に体が動いていて、ドアを開けてあげた(偽善者か!とかのツッコミやめてください笑)
それに対し
「ふぅ。なんとか入れたわ」
(あれ、別にお礼言われたくてやったわけじゃないけど・・・でもなんだか)
と、釈然としない心境に(苦笑)
(普段、ありがとうをお客さまなどから言っていただけてるだけに、余計にそう感じたのかな・・・)
たった一言が「ある」のと「ない」のでは、印象はとても変わるんだなーと。
自分はあのようになりたくないと思ったので
反面教師にして、今まで以上にやっていこうと思った出来事でした。
挨拶・お礼
簡単なことだけど、意外と難しい。
照れくさかったり、恥ずかしかったりすると言えないものだ。
例えば、いつも晩飯作ってくれる母(妻)がいたら、言ってみたらいいかもしれない。
『ごちそうさま、いつも美味しい料理ありがとう。』
こんなあらたまって言わなくとも、さらっと言葉にすることでいかに相手が喜んでくれるか、相手が救われるか。
例えば、いつも叱ってばかりの職場の部下が、仕事でいい働きをしてくれた時に
『○○のおかげで、今回のプロジェクトうまくいったよ。ありがとうな。』
上司のプライド・威厳。あると思います。
しかし、こういう一言が
場や関係をスムーズにする潤滑油の役割を果たすのだろう
と思います。(今の時代性を考えると、よりそう思います)
そしてそれは、感謝を伝えるだけでなく、相手に力を与えてくれるコトバなのかなと。
というわけで
読んでいただいて“ありがとうございます”
お後がよろしいようで。
小原孝則
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