おはようございます。
今週で10月も終わってしまいますが、皆さんはどう過ごせましたか?まだ終わってないけど
今月は色々と考えさせられた月でした。
その中で、特に自分の中で印象的だった出来事の話です。
9月30日の話。
初めてMORIO三軒茶屋にご来店いただいたお客様。
指名はなかったのですが、小原が担当させていただきました。
最初のカウンセリングの際に髪のことなど含め、色々と話を聞いていました。
その話の中で、頭を殴られたようなそんな言葉をいただいたのです。
「実は、あまり美容室が好きじゃないのよね」
確かに前回のカットから、だいぶ伸びた感じが見てとれたのを覚えています。
「美容室が好きじゃない」
自分への戒めという意味でもあえて書かせていただきますがこれは少なくない話です。
色んな理由を考えました。
・理想の自分にしてくれなかった(技術的な面)
・美容師との相性(人間性の面)
・リラックスできない環境ばかりだった(居心地、環境の面)
・行くのが面倒くさい
どういう理由がこの人をそういう思いにさせたんだろうと、他にもいくつか考えたんですが、考えるだけキリがありません。
不躾ながら思い切って聞いてみることにしました。
小原「なんで美容室に行くのが好きじゃないんでしょうか?」
お客様「…うーん…はっきりとした理由はないんですが、今までの積み重ねでしょうかね・・・。」
そんなニュアンスの言葉をいただいたんですよね。
そのお客様は人生経験も豊富であろう見立ての方ですから、自分の力でその気持ちを変えてやろう!と思った反面、正直言って不安な気持ちも少なからずありました。
ただ、自分なりにその人に似合うであろう髪型を提供し(色々話した上で小原におまかせいただき)、そのS様目線になってアドバイスさせていただきました。
施術も終わって、お会計も終わりお送りの際にこんな事を言っていただけました。
「今日でなんか、もうちょっと私もオシャレしなきゃいけないなと思ったし、もっとキレイでいたい、そう思ったわ。美容室行くのは好きじゃなかったけど、もっと頻繁に行かなきゃダメね。近いうちにまた来るのでよろしくね」
また頭を殴られたような衝撃でしたが、先程述べたそれとは明らかに違う感覚でした。
もちろん今までにもこういう事例はあるのですが、やはりこういう出来事は何度あっても嬉しいものです。
そして先日、二回目のご来店していただきました。
「色んな人に変わったね、とか似合ってると言われました。意識が変わって、美容室に定期的に行かなきゃとなったのですぐに来ちゃいました。(前回はパーマだったので今回はカラーでご来店)」
なんとも嬉しいお言葉。
自分の仕事は、ただ単に人をキレイに(かわいく・かっこよく・若々しくetc…)するだけではなく
人の価値観や考え方、生き方にまで影響を与える仕事なんだ。
大袈裟なようですが、そういう立ち回りにもいなきゃいけないのだと。
美容師としての使命を考えさせられました。
全員が全員そんな意識になるわけないですが
なにかを考えるきっかけを与えれる人になっていきたい
まだ未熟ながら偉そうに言いましたが、プロとしてそういう気概を持ってやっていきます。
10月も残り一週間。
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