ハサミ(シザー)は美容師として、最大の仕事道具と言って他ならないモノ。
2年前にハサミを新調してからは、初めて研磨に出した。(微妙なメンテナンスはしてもらっていたが)
ほぼ、毎日のように使うものなので、刃の消耗が出てくる。
消耗が出てくると、切れ味が悪くなってくる。
そして、切れないハサミだと、真っすぐのラインを切るのが難しくなる。ハサミから髪が逃げてしまうのだ。
美容師や理容師が使うハサミの切れ味は、料理人さんの包丁のそれと一緒。
切れない包丁だと、切る素材の善し悪しも変えてしまう。
それはハサミも一緒で、切れないハサミを使って髪を切ると、真っすぐのラインが切れないという以外に、髪のダメージを作り兼ねないという弊害が起きうる。(枝毛など)
ふむふむ。
「使い慣れたものでも、新品と同様にとても鋭利な状態です」
前のハサミの時も研ぎには出していたが、今回はまた状態が違う。
今回、研磨に出したからといって、日ごろのメンテナンスをしっかりやっていかないと、ハサミの「持ち」も変わってくるので、今後も引き続き気をつけていく次第。
切れ味復活。
キレイなカットできるよう精進です。